- お墓に使用する石はどのようなものが良いのでしょうか?
- 一般的によく使われているのが御影石(みかげいし)と言う花崗岩(かこうがん)の一種です。その分類としては、白御影石、黒御影石、青御影石などが代表的で、その種類は数百種類にもおよびます。代表的な産地としては、日本、中国、韓国、インド、南アフリカ、スウェーデンなどがあります。
- 生前にお墓を建てる事は良いことなのでしょうか?
- 生前にお墓を建てられることを(じゅりょう)と言い、昔から大変、縁起の良い事とされています。最近では非常に多くなってきており、その背景には核家族化や市内の深刻な墓地不足などがあります。墓地に行くと戒名(かいみょう)の文字が朱色のお墓を見かけられた事があると思います。そのお墓が寿陵(生前に建てられたお墓)です。
- お墓を建立する時期はいつ頃が良いのでしょうか?
- 多少、宗派によっては異なりますが、基本的にはお墓を建てる時期には一定の決まりはありません。しかし、大切な仏さま(ご先祖さま)を長い間、供養を しないでいるのではいけません。一般的には年忌(ねんき)お盆など節目にあたる時期が良いかと思います。最近では、百ケ日・四十九日と早くにお墓を建てて、供養される方も多くいらっしゃいます。
- 開眼供養とは?
- 開眼供養(かいげんくよう)とは[入魂式][魂入れ]とも呼ばれ新しく建立されたお墓に魂を入れる儀式のことです。墓前にお供え物を上げ、花を生け、線香、ローソクを灯し、ご住職にお経を唱えて頂いて始めて、信仰礼拝の対象として本当の意味の(墓石)となるのです。ご先祖さまに安心してやすまれるお墓をつくるためにも是非、開眼供養をして下さい。
- お墓にはどのような種類がありますか?
- お墓の形には代表的な形として和型洋型の大きく2種類に分かれます。現在、最も多いのが和型で宗教、宗派によっては若干、形は違いますが基本的な形は同じです。 また、年々多くなっているのが洋型です。宗教、宗派にとらわれず、故人の好きだったものを形にしたり、故人の好きだった言葉などを正面に刻むなど、故人の思いを現すような形のものも多くあります。詳しくは当社ホームページのお墓の種類を参考にして下さい。最近では近代的・個性的なデザイン墓や故人の想いをイメージしたオーダーメイド墓石もございます。
- 建立後のお墓のお手入れはどのようにしたら良いのでしょうか?
- お墓のお手入れは基本的には水拭きで行ってください。市販の洗剤や漂白剤などを使用されると、変色する場合がありますのでご注意下さい。どうしても落ちないような汚れがあり気になる場合は、墓石専用のクリーニング剤を使用するか、石材店にご相談下さい。
- お墓の価格について
- お墓の値段は石の種類と土地の大きさで決まります。敷地が大きいほど基礎工事の金額もかかりますし、石の使用量も多くなります。また石の種類・産地によって大きく価格が違います。比較的安価な中国産から高級品とされているインド産など、御影石には様々な種類・産地がございます。